塀の中のうさぎ

あのー

お代官様、ボクまだ出してもらえないのでしょうか？


「そち、グルーミング中のおしっこもらしのことは、お忘れか？」

「そちは、トイレ砂の袋破損・砂ざらざらーの罪にも問われておる。砂が雪崩のようにざらざらざらーと流れる様は、それはそれは…」





お代官様、ボクはちょっといたずらなだけで、ほんとうは心根の優しい男の子です。

この広がった鼻の穴をご覧ください。鼻の穴の大きい男に悪い者はおりません。


「な、なんと愛くるしい口…。そ、その土筆の袴のような前足に免じて、釈放しよう…。」





わーい。

ありがたきしあわせー。





きゃっほー。

ぷりぷりおけつをおみせしますぞー。






数分後…





うけけ。




うけけけけけけ。



＜おまけ＞



ショップから連れ帰る前のカイルです。
隣はカイルの兄弟。
どっちにするか悩んで、不敵な面構えのうさぎを選んでしまったのでした。。